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アソビコインって何ですか?

2021年9月16日 | 通信 | コメントはまだありません

アソビコインとは、株式会社アソビモ(※オンラインゲーム制作会社)が運営するコンテンツであり、正式にはASOBICOINと書きます。
株式会社アソビモは日本ナンバー1になる事を目指している会社であり、アソビモが開発したゲームは全種類の合計枚数で、5000万ダウンロードを超えています。
他にもアクティブユーザー数も1000万人をこえていますが、今回の取組の発端は、更なるゲームの発展という目的がある事も押えておきたいポイントです。

アソビコインの詳細

続いてコンテンツの詳細についてですが、昨今、デジタルコミック等、電子媒体の方でも多くの商品が色々な分野でリリースされていますが、その分だけ用件が終わって、要らなくなる物も当然出ます。
そんな時にアソビコインプロジェクトに登録しておくと、個人間(※登録者同士)で不要になった電子媒体の類を売買出来る様になります。
ちなみに、具体的に取り引き出来る物の代表例を挙げると電子コミックや開けなくなった音楽ファイルや、飽きてしまったゲーム等です。
後は、この時に混同しがちな点として「アソビコイン」にはプロジェクト全般の名前を指す場合と、前述した個人間取引の中で使われる市場内通貨の名前を指す場合で2つ意味がありますので、一応そこはしっかり区別しておく事をお勧めします。

アソビマーケットの特徴

アソビコインの企画にグローバルで携わっている社員数は600人以上であり、CEOである近藤克紀氏は神戸大学を卒業後に株式会社SNKに入社し、その後にポリゴンマジック株式会社に移動してから、最後にアソビモを立ち上げたという経歴があります。
運営会社の方針として、この商品を取引する市場(※会社が立ち上げたサイト)の事はアソビマーケットと呼ぶ事にしているのもポイントです。
このアソビマーケットは、ブロックチェーン技術で作られていますので市場内で購入したデジタルコンテンツの複製は出来ませんし、分散型セキュリティ(DSS)が所有権をハッキリさせますので従来は曖昧になりがちだったゲーム内アイテムが誰の持ち物かという事も明確になる事も特徴になります。
その延長という事で、アソビマーケットにはNAGAVIRTUALというプラットフォームも作られており、個人間のアイテム売買の他にゲームの運営会社によるアイテム販売も可能になりました。
以前はこういったリアルマネートレードの動きが少しでもあるコンテンツでは、不正利用の動きも頻繁に出て来てしまう物でしたが、ブロックチェーン技術によってそれらの心配もしっかりカバーされています。

収益の一部はメーカーや発行元や出版社の方に入る仕組になっている

安全性の上でも、以前よりも格段にレベルが向上している事も見逃せません。
そしてアソビマーケットでデジタルコンテンツを売る事によって出た収益の一部は、メーカーや発行元や出版社の方に入る仕組になっています。
既存のシステムでは、ユーザーが購入した後に飽きた商品を中古品業界の方に売却してしまうと、本来のメーカーには利益は全く入らない仕組でした。
ネットの全盛により、色々なコンテンツをデーター化して挙げてしまう事が出来る様になった時代ですので、中古や複製品が多く出回ってしまうとメーカー側が干上がってしまい、長い目で見たら業界が大打撃を受けてしまうという問題は、現在進行形で続いています。
しかし、このアソビマーケットのシステムであるならば、メーカー側もユーザー側も利益面が一定程度確約されるという点で大きいメリットがあるといえます。

アソビコインをアソビマーケットで使う方法

続いて、市場内通貨としてのアソビコインをアソビマーケットで使う方法についてですが、その為にはAsobiWallet(アソビウォレット)のアプリをインストールしないといけません。
このアプリを入れた時点で、アソビコインの利用が出来る様になりますので、アソビマーケットで取引をする為の最初の一歩となります。
今の所、IOS限定仕様であり、ウォレットの機能も随時更新され続けているという所が大きいポイントです。
後は市場内通貨としてのメリットについてですが、1通貨=2円の計算になりますので、例えばゲーム内アイテムを全部市場内通貨で購入すると、普通にリアルマネーで購入する場合よりも半額程度で済むという事がまず挙がります。
他の部分でも、例えば今までのゲームでしたら、課金して装備の一新を図ったとしても、飽きてしまえばその課金分を取り返す事はどうにもなりませんでした。
ですが、アソビマーケットの利用者であればその分のアイテムを売りに出し、市場内通貨で支払いを済ませてもらう事で課金分を無駄なく再利用する事が出来ます。
当然、その分で新しいゲームを購入する事も出来ますので、費用対効果的に大変大きいメリットがあります。

まとめ

ただ、同時にデメリットもあり、他の仮想通貨と同じ様に何らかの事情で一気に通貨価値が下がってしまう可能性がある事は必ず知っておかないといけません。
更にユーザー数に依存する部分が多く、人数の変動によって自身が持つアイテムの売れ行きの良し悪しが大きく左右されてしまうという点もしっておくべき所です。
利用の際には、これらの一長一短を自身でもしっかり調べておく様にして下さい。