プロパンガスは都市ガスと何が違うのか

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プロパンガスは都市ガスと何が違うのか

2021年12月21日 | 生活 | コメントはまだありません

最終更新日 2024年4月8日 by muscxs

今では都市ガスを使っているところが増えてきましたが、まだまだプロパンガスを使っているところもたくさんあります。
これらの二つには違いがあることを知っているでしょうか。
都市ガスの方が便利なイメージがあるかもしれませんが、中身にも違いがありますのでそこまで知った上で使用すると良いのかもしれません。

参考記事:5分でわかる!プロパンガスのメリット・デメリット

ガスの種類が違う

これらの二つはガスの種類が違います。
しかも、空気よりも軽いのか重いのかも変りますので、どちらを使用するのかによってはガス漏れ警報器を設置する位置も変えなくてはなりません。
空気よりも軽いのであれば警報器は天井に設置するのが良いです。
都市ガスは空気よりも軽いので天井に設置しなくてはならないです。
ガス漏れした際には天井に溜まりますので、窓を開けて換気をするようにしてください。

バーベキュー時にあると何かと便利なアイテム

都市ガスは都市部を中心に利用している人が多い

都市ガスと言うこともあって、都市部を中心に利用している人がとても多いです。
ガスタンクからガス道管を使ってそれぞれの家庭であったり店舗などに供給されますので、整備されればかなり楽と言えます。
だからこそ、都市部で利用しているところがとても多いのでしょう。

今はガス自由化されていますので、自分が住んでいる地域のガス会社を使用しないといけないと言うわけではありません。
自分が住んでいる地域でも利用できる会社であれば、どこでも自由に選べるようになりました。
より価格が安いところを選べることもあって、光熱費を下げることができたところは多いでしょう。

都市部以外であればプロパンガスの方が一般的

都市部に住んでいる人であれば、都市ガスを自由に使うことができて便利ではありますが、日本全国を見てみると難しい地域はまだまだたくさんあります。
ガスボンベを運ぶ手間はかかりますが、都市部以外であればプロパンガスの方が一般的と言っても良いのではないでしょうか。

こちらは都市ガスとは違って空気よりも重たいので、ガス漏れ警報器を設置するのは床のすぐ上付近にしましょう。
空気よりも重たいために、ガス漏れした時には下の方に溜まります。
このため、ガス漏れした時にはほうきで掃くようにすると良いです。
窓や玄関などを開けて、外に向かって掃き出すようにしてください。
自宅でどちらを利用しているのかによっても、対処法がガラッと変わってしまいますのでこのことは頭にきちんと入れておく必要があります。

使用する器具を間違えないことも重要なポイント

中身が全然違う二つのガスなので、使用する器具を間違えないことも重要なポイントです。
実は、これらは火力が大きく変りますので使用する器具を間違えると大変なことになりかねません。
都市ガスの方が火力が少なくなっています。
プロパンガスの半分くらいの火力しかありませんので、間違えて器具を使用すると不完全燃焼してしまって一酸化炭素中毒が起こる恐れがあります。
逆の場合は想像以上に火力が強くなってしまうために、火傷をする危険性があるので要注意です。

引っ越しをする時に今まで使っていた器具をそのまま引っ越した先で使おうとすることがあるのかもしれません。
都市部から地方であったりその逆となると、これまで使っていたガスとは違ってしまうために事故を起こしてしまう可能性があります。
そうならないようにするためにも、引っ越し先ではどちらを使うのか、使えるのかまで確認してください。
できれば、これまで使っていたものは処分して新しく買った方が良いのかもしれません。

プロパンガスの方が高い

意外と違いが多々あると感じたかもしれません。
実は、料金もかなり違っていることを知っているでしょうか。
都市ガスはガス自由化されるまで価格競争がなかったわけですが、実はプロパンガスの方が高いです。
昔から価格競争をしてはいましたが、販売店同士の価格差が大きいです。

プロパンガスはガス会社を変更してみると安いです

販売店の数がとても多いために、消費者が価格を比較することは決して容易なことではありません。
そう言うこともあってか、あまり安くないと感じるはずです。

こうやって見ていると都市ガスの方が安くて良さそうな感じがするかもしれません。
日本は自然災害が多い国ですから、災害が起こった時のことまで考えた方が良いです。
どちらの方が災害復旧が早くなるのかで考えてみませんか。
都市部に住んでいると都市ガスを選びがちですが、災害復旧は遅いです。

災害が起こってもプロパンガスであればガスボンベを運んでもらえれば使えるようになりますので、災害復旧が早いと言うわけです。
しかも、初期費用も安くて済みます。
都市ガスの場合は簡単に災害復旧できると言うわけではないので、自然災害が起こった時のことを考えると選びにくくなるのかもしれません。

まとめ

どちらにもメリットもありますし、デメリットもありますのでどちらの方がよりメリットがあるのかを考えた上で選ぶことが必要です。
こうやって見てみると、都市ガスの方が便利で安くて済むのでメリットが多いようにも見えますが、自然災害のことまで考えてしまうと必ずしもそうとは言い切れなくなります。
プロパンガスの方が火力も強いですし、都市部で使用するのも良いのかもしれません。

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